実況見分調書について
実況見分調書について
事故現場へ駆けつけてきた警察官は、事故がどのようにして起こったかを
明らかにするために、「実況見分調書」を作成します。
もちろん、被害者も加害者も事情聴取を受けるわけですが、その際にも、
自分が思ったことを間違いなく、正々堂々と述べることが肝心です。
加害者の言っていることが事実と違うときは、積極的に主張すべきですが、
その際にも、感情的にならず、冷静に対処することが大切です。
交通事故を解決するということは、交通事故により発生した損害賠償問題を
解決することです。
この場合に、被害者と加害者との間で、1番もめることは、損害賠償の金額
の問題と、過失相殺の問題です。
交通事故では、交通事故を引き起こす原因を作った過失割合に応じて、
損害賠償額は減額されることになっています。
例えば、夜間に泥酔していて、道路に寝ていたというように、被害者に
大きな過失があれば、ほとんど損害賠償は取れません。
過失割合の判定は、ほとんどの場合、事故現場で作成される
「実況見分調書」を元に判断されます。
よって実況見分調書作成の際に、加害者の過失の方が大きいと思ったときには、
そのことを主張するとともに、事故の目撃者を探し、その人の住所、氏名を
聞き、証言してもらうようにすることが大切です。
事故の目撃者が、警察が来るまで待てないというようでしたら、その人が
見聞したことをメモ書きしてもらい、サインをもらっておくとのちのち問題に
なりにくいです。
もちろん、警察が来ると、現場の写真も撮りますが、自分で写真をとれる
携帯電話やカメラを持っていれば、現場写真を撮っておくと、後日役に立つ
場合もあります。
自分の主張が認められないときは調書への署名押印を拒否しなければ
なりません。